日本を英語で伝える
今年6月天皇皇后両陛下が国賓として公式訪問したイギリス。日本の皇室とイギリスの王室との交流には150年以上の歴史があり、交流を 深められてきました。今回の訪問はどのようなものになったのでしょうか?
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※本ページは出典ニュース記事を要約した英文です。
本教材は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構、株式会社産経デジタルより許諾を得て、産経ヒューマンラーニング株式会社が編集しています。
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※本ページは出典記事原文の日本語訳です。本教材の要約英文の日本語訳ではありません。
天皇、皇后両陛下が6月22日から英国を国賓として訪問されている。
天皇陛下は訪問前に記者会見し、「日英両国がこれまでに重ねてきた交流の歴史を踏まえながら、友好親善が更に深まることを願っております」と述べられた。
日本と英国はともに立憲君主国であり、皇室と英王室が交流を深められる意義は大きい。今回のご訪問により、日英両国の絆がさらに強まることを国民こぞって喜びたい。
両陛下のご訪英は令和4年9月、エリザベス女王の葬儀に参列されて以来となる。
今回はチャールズ国王の招待で、歓迎式典や晩餐(ばんさん)会などの公式行事に臨まれる。天皇陛下が昭和58~60年に、皇后陛下が外務省時代の同63年~平成2年に留学したオックスフォード大学も訪れ、29日に帰国される。
その間、秋篠宮皇嗣殿下が国事行為を臨時で代行される。
皇室と英王室の交流の歴史は長く、明治2年にビクトリア女王の次男、アルフレッド王子が来日して以来155年に及ぶ。大正10年には皇太子時代の昭和天皇が訪英し、国王ジョージ5世から立憲君主のありようを学ばれた。
先の大戦で悪化した日英関係を改善する上で、皇室と英王室が果たした役割も大きい。昭和28年には当時皇太子だった上皇陛下がエリザベス女王の戴冠(たいかん)式に参列された。46年には昭和天皇が再訪英され、50年にはエリザベス女王が来日した。
平成になると関係はさらに深まり、上皇、上皇后両陛下は10年、初めて国賓として訪英された。チャールズ国王は皇太子時代の令和元年、天皇陛下の即位の礼に参列した。
こうした交流の積み重ねが両国民の友好を深めた。日英関係は今、最も良好な2国間関係の一つになっている。
天皇陛下は会見で、今回の訪問で特に関心を寄せていることとして「英国との間に培われてきた交流の歴史」と「若い世代の交流」を挙げられた。
また、外国訪問による国際親善について「皇室が果たすべき役割の中で、大事な柱の一つであると考えています」と述べられた。
国民として感謝に堪えないお言葉である。天皇、皇后両陛下には、どうかお元気で友好親善に臨まれることを祈りたい。
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