日本を英語で伝える
夏の京都の風物詩と言えば祇園祭。祇園祭には前祭りと後祭りがあるそうです。後祭りでは豪華な装飾が施された山鉾が町の中を進む「山鉾巡業」が京都の町を彩ります。今年は山鉾の車輪が新調されました。伝統をつなぐために長い時間と資金がかかったようです。
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※本ページは出典ニュース記事を要約した英文です。
本教材は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構、株式会社産経デジタルより許諾を得て、産経ヒューマンラーニング株式会社が編集しています。
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※本ページは出典記事原文の日本語訳です。本教材の要約英文の日本語訳ではありません。
祇園祭後祭の山鉾(やまほこ)巡行(24日)でしんがりを務める大船鉾(京都市下京区)が車輪4本を新調し、報道陣に公開した。新しい車輪は直径2・13メートル、重さは685キロあり、すべての山鉾の中で史上最大という。今年は色は塗らずに白木のままで巡行する。
車輪の外周の部材などはカシ材を、車軸を受ける中心部はケヤキ材を用い、社寺建築や屋台などを手掛ける八野大工(岐阜県高山市)が手がけた。
大船鉾は平成26年に約150年ぶりに巡行復帰を果たした。その際、昭和28年から菊水鉾が使用していた車輪を譲り受け、修理した上で使用してきたが傷みも目立っていた。
大船鉾保存会は将来の車輪の新調に備え、平成27年から木材の調達に着手。宮崎県や綾部市などで入手した木材を7年かけて乾燥させ、昨年夏から製作を進めていた。
法人や個人に寄付を募り、前の2輪は誠都運輸倉庫(久御山町)が全面寄付したという。同保存会の木村宣介理事長(54)は「想像以上に大きく、精緻な技術で立派なタマ(車輪)ができて喜んでいる。神事・祭事を未来永劫(えいごう)続けることが目標なので、次の世代に引き継げたと思う」と感慨深そうに話した。
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