春の富山といえばチューリップやホタルイカを思い浮かべるかもしれませんが、実は春の季節でも雪景色が残る場所があります。立山連峰の室堂では、標高約2400メートルの雪原で星空の下、テントの灯りが静かにともる幻想的なキャンプ体験が人気です。近年はYouTuberの影響で、インドネシアなど海外からの訪問者も増加中とのこと。もし自然の中で一晩過ごすなら、どんな景色の中に身を置きたいですか?
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※本ページは出典ニュース記事を要約した英文です。
本教材は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構、株式会社産経デジタルより許諾を得て、産経ヒューマンラーニング株式会社が編集しています。
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※本ページは出典記事原文の日本語訳です。本教材の要約英文の日本語訳ではありません。
春の富山といえばチューリップ、ホタルイカの身投げ、雪の大谷…。海から山まで魅力あふれるコンテンツが揃っているが、今回は最も過酷であろう残雪期の立山連峰の登山に行ってみた。立山黒部アルペンルート最高地点、外国人観光客にも人気の「雪の大谷」で有名な室堂(むろどう、標高2450m)の、さらに奥だ。
室堂でバスを降り、防寒着に身を包み、靴には軽アイゼンを装着して、残雪の山道を歩く。途中、人だかりができていたので見ると、国の特別天然記念物のライチョウが2羽座っていた。『ライチョウ国』とされている室堂周辺ならではの光景に驚きつつ、ひとまず手持ちのスマートフォンでシャッターを切った。
緩やかな雪道を登ったり降りたり…約1時間歩くと、雪原に花が咲いたように並ぶ色とりどりのテントが見えてきた。今回の目的地、雷鳥沢キャンプ場だ。天気がよければ立山連峰を間近に望むことができる絶景のテント場で、4月中旬に立山黒部アルペンルートが開通すると春山登山や山岳スキーを楽しむ人が訪れる。
スコップで雪をならしてテントを張り、風除けに雪壁を作ったりしていると、楽しそうな声が聞こえてきた。どこかの国の国旗を掲げている人たちがいたので、調べてみるとインドネシアの国旗だった。動画を撮影しながらキャンプを楽しんでいた。
雷鳥沢野営管理所で管理人を務める指崎彰さん(61)は「インドネシアのYouTuberが立山連峰を紹介しているらしく、ここ数年はインドネシアからのお客さんが増えています」と話していた。
夕方、日が暮れないうちに早めの夕食をとり、夜に備えた。山岳地帯のテント場の夜といえば、やはり星空の下で光るテント群だろう。
三脚にカメラを据え、10秒間露光の写真を連続で約30分間撮り続けた。構図を変えて何パターンか撮りたいところだが、夜がふけるにつれテントの明かりは徐々に消えていく。
午後10時、テント泊の人たちは寝てしまったのだろうか、明かりがついたテントはほとんどなくなった。そろそろ潮時かと自分のテントに戻った。
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