日本の生活文化のひとつに銭湯があります。昔から「裸の付き合い」と言われますが、最近の調査では多くの人がタオルで体を隠していることがわかりました。こうしたふるまいには地域や世代ごとの考え方が表れ、人々の価値観の変化も見えてきます。銭湯文化を講師に紹介しながら、なぜ今こうした意識の変化が起きているのか一緒に考えてみましょう。
Directions: Read the following article aloud.
※本ページは出典ニュース記事を要約した英文です。
• | 50.2% said "I don't want to be seen naked" 30.2% said "because it's proper etiquette" |
• | 19.0% said "because it's a habit “ |
• | 50.9% said "I don't mind being seen naked" |
• | 36.1% said "there's no need to cover" |
• | 7.7% said "because it's a habit“ |
本教材は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構、株式会社産経デジタルより許諾を得て、産経ヒューマンラーニング株式会社が編集しています。
テキストの無断転載・無断使用を固く禁じます 。
日本を英語で伝える
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Read the questions aloud and answer them.
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※本ページは出典記事原文の日本語訳です。本教材の要約英文の日本語訳ではありません。
裸の付き合いの場でもある銭湯で、服を脱いだ後にタオルなどで体を「隠す」派は約7割を占め、「隠さない」派を上回ることが8月25日、産経新聞社が運営するオンラインコミュニティ「きっかけ」の銭湯に関するアンケートで明らかになった。体を隠す理由のトップは「見られたくない(恥ずかしい)から」で、他の利用客の視線を気にしている様子がうかがえた。体のどの部分を隠すかについては、性別によって大きな違いがみられた。
アンケートは6月12~30日に、「きっかけ」の「牛乳石鹸 お風呂部」を通じて実施。計579人(男性202人、女性376人、その他1人)が回答した。
銭湯で服を脱いだ後、タオルなどで体を隠すかどうかについて4択で尋ねたところ、男性のおよそ3人に2人は「下半身だけ隠す」を選び、「隠さない」と二極化した。一方で、女性は約半数が「上半身と下半身の両方を隠す」を選択し、「隠さない」「下半身だけ隠す」と続いた。
体を隠すと答えた人のほぼ半数の50・2%が、理由として「見られたくない(恥ずかしい)から」を選び、「マナーだから」(30・2%)、「習慣だから」(19・0%)と続いた。
これに対して、体を隠さない理由で最も多かったのは「見られてもかまわない(恥ずかしくない)から」で50・9%。次いで「隠す必要がないから」(36・1%)、「習慣だから」(7・7%)の順だった。
隠さない理由として記述で、体格に自信がある(男性)▽隠すのも何となく恥ずかしい(女性)▽隠すのが面倒(男性)-を挙げた人もいた。また、隠す理由について、手術のあと(痕)がある(女性)▽周りがそうしていたから(女性)-と答えた人もいた。
「羞恥心はどこへ消えた?」などの著書がある聖心女子大の菅原健介教授(社会心理学)は「恥ずかしいという感情は、ルールや規範を逸脱することで社会的信頼を失うことへの警告」と説明。隠すと回答した部分は日常生活においても隠す部分であり、「日常生活のプライベートゾーンが銭湯に持ち込まれ、体をさらすことに対して恥ずかしさがあると考えられる。銭湯が日常空間として成立すれば、安心感を持って裸になれるだろう」と分析した。
また、性別によって隠す部位が異なった結果について「男性は祭りやスポーツで上半身をさらすこともあり、(見られても)大きな抵抗がないのだろう」との見方を示した。
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