沿線の風景に溶け込むローカル鉄道として親しまれてきた江ノ電が、新たな姿へと歩み出そうとしています。長い時間、街の暮らしや日常の移動を支えてきた存在だからこそ、その変化には自然と目が向きます。便利さや新しさが求められる一方で、変わらずに残ってほしい魅力もあるかもしれません。身近な公共の乗り物が生まれ変わるとき、あなたは何を一番大切にしたいと思いますか。

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本教材は、一般社団法人ジャパンフォワード推進機構、株式会社産経デジタルより許諾を得て、産経ヒューマンラーニング株式会社が編集しています。
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神奈川県藤沢市と鎌倉市を結ぶ江ノ島電鉄は16日、令和8年度に営業運転を開始する新型車両「700形」を関係者や報道陣に披露した。江ノ電の新型車両導入は平成18年の「500形」以来、20年ぶり。導入に合わせ、制服もリニューアルする。
鎌倉市では人気漫画「スラムダンク」のアニメ版に登場する江ノ電鎌倉高校前駅周辺に国内外から観光客が押し寄せるなど、オーバーツーリズム(観光公害)が課題となっている。
混雑緩和を求める地元住民の声を受け、新型車両では片側をクロスシート(横座席)とし、着座した乗客の脚が通路へ出ないようにした。既存車両の「1000形」より多くの乗客を収容できるという。
1000形は導入から45年を過ぎた車両もあり、部品の入手が難しくなっている。新型車両はまず2編成4両を導入し、1000形と順次置き換える。最も古い「300形」の存廃については、江ノ電の〝顔〟として親しまれているため慎重に検討するとしている。
鎌倉市の極楽寺検車区で行われたお披露目式では、黒田聡社長が「大きな節目となる日。700形は安全・安心・快適性の向上と環境負荷の低減を両立させた」などとあいさつした。

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